晩年になって語る言葉は自分の人生の集大成
「晩年になって語る言葉は自分の人生に集大成、総決算。その人の人生観は語る言葉にはっきりあらわれます」(重松宋育著「モモも禅を語る」より)
今月は2回に分けてビジネスマナーの入り口をお伝えする講座を開催しました。
第1回は「バーバル(言語)」
「語る言葉」の前にまず「語り方」
マナーは「思いを形で表したもの」ですが、知っておくとよいお約束事があります。
今回の講座では言葉の使い方のコツをお伝えしました。
ですが、私たちはその人の言葉づかいだけでなく、言葉の選び方や言い方からも色々な情報をキャッチします。
言い方が乱暴だったり、言葉の選び方が雑だったり、素っ気なかったり、言葉足らずだったり。若い頃は「まだまだ青いなあ」と思ってもらえることでもさすがに50代を超えてくると、その人の内面、人間性のようなものに感じてしまって、相手への期待が大きいほど残念に思えてしまいます。
上からだなあ
突然キレるような威圧的な話し方になるなあ
言い切らないなあ
浅いなあ
押しがきくなあ
見た目と話し方が釣り合わないなあ
淡々と喋るなあ
この辺りは外から見えるスキルトレーニングだけではなく、自分の内面と向き合う必要がありそうです。そこにはコンプレックス、自信のなさ、過去のトラウマ、向き合いたくない自分などが影響しているからです。
「外面は一番外側の内面」
皆さんは晩年にどんな言葉をどんな風に語っている人になりたいと思いますか
by クリオネ
ライフキャリアは生き方
来年の4月に平木典子先生ご自身のライフキャリアを語ってくださる講演会が大阪で開催されることになりました。
ブライトシフトではこれまでも、オフィス今岡主催の平木先生の講演会や京都アサーションフォーラムの後援をしてまいりましたが、
この度、来年の4月に「ライフキャリア・カウンセリングへの道のり~平木典子先生の物語(ストーリー)」が大阪で開催されることになりました。
「ライフキャリア」は職業のキャリアではなく、それも含めたその人の「生き方」をさします。
人生の後半をどう社会と関わりながら生きていくのか
これはブライトシフトの大きなテーマの1つでもあります。
平木先生といえばアサーションですが、「自他尊重」のアサーティブコミュニケーションは「コラボ」に欠かせない大切なあり方であると考え、勉強会を主催するだけでなく、私たちのあらゆる活動の礎になっています。
どんな先生のヒストリーがが伺えるのか、今からとても楽しみです。
先着30名様には早期割引があります。
いつもの様にすぐに埋まってしまうと思われます。
ヴォルテージの高い集団
「ヴォルテージの高い集団だね。こっちもエネルギーもらうよ」
先日セミナーにご参加いただいた方から私たちがいただいた言葉です。
確かに「コラボ」をするには一定量以上のエネルギーが必要なのかもしれませんね。
「交流分析」という心理療法では、エネルギーが低くなると積極的に対人関係や交流を持たなくなる。バランスのよい高いエネルギーにするためには意識的に人に関心をも持ち、積極的に交流することが大切であるといっています。
「意識的に人に関心をも持ち、積極的に交流することが大切」と言われてもエネルギーの低い時はなかなかそういう気分にはなれないでしょうし、熱すぎる人をしんどく感じることもありそうです。
あるいは、人間に備わっていると言われるホメオスタシス(恒常性)はここでも力を発揮して何らかの原因で低くなったエネルギーをある一定のところまで戻そうとする力があるのでしょうか。
そう考えていくとヴォルテージの高い人からエネルギーをもらってウズウズする段階にいる人はある程度エネルギーがある人ということになるのでしょうか。そのエネルギーをどう使ったらいいのかわからないという不完全燃焼な状態なのかもしれません。
高いエネルギーにもいろいろな種類があります。ウキウキ~♬ワクワク~♬は楽しさに溢れるエネルギーですが、文句ばっかり言ってる人も結構エネルギーが高そうです。
「怒り」のエネルギーは半端なく高いですよね。「怒りは第2の感情」と位置付ける心理学もあります。「怒り」になる前の感情には期待と裏腹な状況による落胆・心配・悲しみ・寂しさ・傷つき・不安などがあるとすると、このエネルギー量はそのままで第1の感情の奥にある大切な気持ちに気づけるといいのかもしれません。
「質の高いコラボ」を探求する「コラボラ」としては、一人一人のエネルギーを高くすること、そして高いエネルギーをどうモチベーションに変えて行くかにとても興味があります。
まずは自分の内側にどんなエネルギーがあるのか、それはどうして形成されて、どこに向かいたいと思っているのか、、そこに自覚的でありたいですね。
外面は一番外側の内面
パラキャリ8人衆のブライトシフトが前に進もうとする時、いつも障壁となることの一つがマナーです。
それぞれのバックグラウンドの違いから常識と思うことが違いすぎていろいろなことが勃発します。
だからというわけではないのですが、メンバーの一人から「ビジネスマナー」の研修をしてほしいとリクエストがありました。異文化の人同士でコラボする時にこそ、ビジネスマナーは大切だなと考え開催することになりました。
「外面(形)は一番外側の内面(思い)」
内面と外面が一致すればするほど伝えたいことの「説得力」「納得感」が増します。
内面と外面が一致しない理由は大きく分けて二つあります。
1つ目は内面において「自己一致」していないことです。
心理学やカウンセリングの勉強をされている方には馴染みのある言葉とは思いますが、「自己一致」とは、簡単にいうと「自分の気持ちに気づいている」という状態です。自分の心の中で起こっている感情に気づき、そのことに対して嘘をついたり、歪曲しないでありのままに受け止められている状態です。
無意識に内面を隠そうと思えば「隠そうとしている」ことが表現としてあらわれてしまいますし、使う言葉一つ一つにもその人の「自信過剰」「自信のなさ」「虚栄心」などいろいろなものがにじみ出てしまい、それがコラボの障壁になることがあります。
私たちはこの私の内面(自己)とどう向き合うかがとても大切であると考え自己理解を深めるための「塾」をはじめいろいろな取り組みをしています。
2つ目はデリバリー(どのように相手に伝えるのか)です。
「情熱」だけで伝わるものがある一方で、伝え方を知らなかったためにわかってもらえなかった、違って伝わってしまった、という残念な結果になることが多いからです。
マナーとは思いを形に表したもの
今回はこのこの2つ目のデリバリー(マナー)に注目し、日頃のビジネスマナーから振りかえろうというわけです。
本日は「バーバル」(言語)。
基本的な言葉遣いのおさらいが中心になりましたが、すでに応用編を開催したくうずうずしております。
第2回(12月14日)は「ノンバーバル」(非言語)をお送りします。
私たちは、五感の中で「視覚」を一番使いますので 「ノンバーバル(非言語)」で伝わってくる情報に敏感です。
今一度自分の印象、インパクトを確認してみませんか?
そして、いまさら聞けないマナーのあれこれ(上座下座、名刺交換など)を解決してスッキリしませんか?
https://www.kokuchpro.com/event/bsbizm01/895581/
2030SDGs~カードゲーム体験会&「考える会」
本日は「2030SDGs~カードゲーム体験会&考える会」でした。
組織設立当初から続けているこのセミナーももうすぐ2年になります。
このセミナーを開催し続けている目的は「コラボ」です。
VUCA(予測不能な状況)な時代と言われますが
これは企業だけの問題ではなく個人の問題でもあります。
地球環境問題も社会問題もどんどん変化
色々な専門家がそれぞれの立場で最善の方法を訴えているけれどそれは答えではありません。
声の大きい人に飲まれてしまったり
声が小さすぎて人に聞いてもらえないということなく
多様性(ダイバーシティ)が尊重された対話が繰り返され
どんどん既存の枠組みを超えてコラボをすることに可能性があるのかもしれません。
自分の軸をしっかりと持ってお互いを尊重し合いながら
質の高いコラボをすることに貢献していきたい
SDGsで言えば17番目「パートナーシップで目標を達成しよう」です。
私たちのセミナーは「2030SDGs~カードゲーム」を体験するだけでなく
体験したメンバーで「自分レベルでできることを考えるための対話会」を大切にしています。
今後の予定は
2月 1日(土)1時30分~5時30分 (三ノ宮)
3月28日(土)1時30分~5時30分 (なんば)
命名:「コラボラ」!
今年も残すところひと月、年が開けたら3期目に突入する私たちですが、
最近やっとわかってきたことがあります。
私たちがやってきたことって
やってることって
やりたいことって
「コラボラ」なんだってことです。
あれこれ試して、苦しみながらも
いつも信じてること
もっと質を高めたいと思ってること
それは答えのない
コラボレーションの可能性
コミュニケーションの可能性
いろんな視点、視座から
いろんな角度から
いろんな感覚から
もっとみなさんと
学んでみたい
試してみたい
やってみたい
私たちブライトシフトって
コミュニケーション、コラボレーション ラボラトリー(略してコラボラ)
生涯コラボラで挑戦と進化にワクワクしながらいきていきたい
そんな集団、、、みたいです。
クリオネでした。
雲ひとつない晴天の日はくるのだろうか
組織化しようと決めたあの時からすでに1年半、本当にいろんなことが波のようにやってくる。
一つの波が去ると次の波がやってくる。ちょっと日が差すとまた西から雲行きが怪しくなる。そんなことの繰り返し。
それでもそれぞれに真摯に自分の思いに向き合う健気な8人のメンバー。
確実に成長を感じるこの一年半。
誰かの強い思いが引っ張って行くわけではない組織。
組織が儲かるためにあるわけでは組織。
自分の思いを実現するためにある組織。
そもそも思いってなんだ?を探してる人がいる組織。
モヤモヤしながらも
「地球が喜ぶ社会にしよう」
誰かのために一歩歩みだしたい人(それをReal oneと呼ぶ)を支援したい。
そんなビジョン、ミッションが決まり、
組織化するにあたり組織名、組織の形、ロゴはどうする??と話は実務的なことに移って行く。
このことに関しては、とても熱があってかなり盛り上がりながら楽しくワイワイ作っていた様に記憶している。
世の中には組織の成果が自分の成長と繋がらないまま組織にいる人もいる
自分の思いなんて考えたことないけど、お金のために組織に属している人もいる。
私たちはどれにも属さないなあ~。
果たしてこんな形で組織は成り立っていくのだろうか、、、。
折しもティールとかホラクラシーという言葉が聞こえてきた頃のお話。