晩年になって語る言葉は自分の人生の集大成
「晩年になって語る言葉は自分の人生に集大成、総決算。その人の人生観は語る言葉にはっきりあらわれます」(重松宋育著「モモも禅を語る」より)
今月は2回に分けてビジネスマナーの入り口をお伝えする講座を開催しました。
第1回は「バーバル(言語)」
「語る言葉」の前にまず「語り方」
マナーは「思いを形で表したもの」ですが、知っておくとよいお約束事があります。
今回の講座では言葉の使い方のコツをお伝えしました。
ですが、私たちはその人の言葉づかいだけでなく、言葉の選び方や言い方からも色々な情報をキャッチします。
言い方が乱暴だったり、言葉の選び方が雑だったり、素っ気なかったり、言葉足らずだったり。若い頃は「まだまだ青いなあ」と思ってもらえることでもさすがに50代を超えてくると、その人の内面、人間性のようなものに感じてしまって、相手への期待が大きいほど残念に思えてしまいます。
上からだなあ
突然キレるような威圧的な話し方になるなあ
言い切らないなあ
浅いなあ
押しがきくなあ
見た目と話し方が釣り合わないなあ
淡々と喋るなあ
この辺りは外から見えるスキルトレーニングだけではなく、自分の内面と向き合う必要がありそうです。そこにはコンプレックス、自信のなさ、過去のトラウマ、向き合いたくない自分などが影響しているからです。
「外面は一番外側の内面」
皆さんは晩年にどんな言葉をどんな風に語っている人になりたいと思いますか
by クリオネ