そこにある違和感を無いものとしない
組織化一周年という節目の企画会議は朝から晩まで12時間喋り倒しの作戦タイム
じつは1周年記念日をどう過ごすかについては紆余曲折がありました。
当初私たちは、一緒に2年目の年輪を作ってくれる人たちと「第2ステージキックオフイベント」をしたいと昨年の10月から準備を始めていました。
ところが、フェースブックで呼びかけの投稿もすでにスタートさせていた12月の初め、ある出来事をきっかけに「本当にこのまま進めていいのか?」立ち止まってもう一度考えるチャンスが訪れました。
ブライトシフトは全員パラキャリゆえ、8人全員と顔を合わせることができるのは1月に1度しかなく、ほとんどのやりとりがオンライン上です。
丁寧に合意を取りながら進めているつもりでも、確認不足だったり、思い込みのままで進んでしまったり、それぞれが今おかれている状況がわからなかったりということから問題が時々起こります。
今回もみんなに漂う「もやっと感」がありました。
すでにスタートしているプロジェクトなのでそのまま突き進める方法もありましたが、まずはその「もやっと感」に向き会うことから始めました。
今感じていること、それぞれの思いは今どこにあるのか。
そして、私たちがそもそも目指すことはなんだったのか
このまま進むことが今回の目的を達成することになるのか
話し合いを重ねた結果、一旦イベントを白紙に戻す選択をしました。
組織としてそれはどうなんだろう?という考え方ももちろんありましたが、、、。
昨日の企画会議を終えて感じるのは、今私たちに一番必要な時間だったという確信です。
これからの1年の私たちのビジョンがはっきりと浮かび上がってきたと同時に、一段と分厚い組織になった感覚が残り、この選択は間違っていなかったと感じます。
私たちは「何をしたいのか・何を得たいか」というコンテンツの前に「何を大切にしたいのか」「どうありたいのか」というプロセスが大切であることさをお届けしている組織です。今回の行動はそんな自分たちを尊重できた行動だったと思えました。
「そこにある違和感を無いものとしない」
「違和感」をキャッチして顕在化させることの大切さをあらためて感じることができた1周年記念日でした。