コラボラ

質の高いコラボ&コミュニケーションを様々な角度から追求し続けるラボ

おでん会議のルール「煮詰まったらおやつ」

ブライトシフト代表係のクリオネです。

 

前回書いてから3週間空いてしまいました!

筆が進まない、、、、

 

なんせオフサイトミーティング「有馬サミット」1日目の飲み会までが単純にただただ楽しいだけの状態のサミット(頂点)

今思えばここからはただ楽しいだけではなく、本当の意味での学び、経験、試練、体験の始まりでした。

 

だから筆が進まない、、、はい、言い訳です。(⌒-⌒; )

 

さて、オフサイトミーティング2日目は9時~18時までのがっつりおでん会議。

 

私たちはおでん会議をするときに

システムコーチン®︎ではDTADesigned team alliance)

と呼ばれるグラウンドルールのようなものを設けています。

 

事前にみんなで意見を出し合って決定します。

これを決めておくことで

会議の雰囲気やみんなのあり方に共同で責任を持つことができるのです。

ちなみにサミットの前までのDTAはこれ↓

 

思ったことは口に出す

遊び心

相手に好奇心

真剣

笑い

尊重する

どんどん突っ込む

切磋琢磨

新しい

お互いを大切に

まったりしてもいい

突っ込まれてもめげない

凹んでもOK

いるだけでOK

煮詰まったらおやつ

 

いい状態の時にこんなことを話しておけることで会議がよろしくない雰囲気になった時に修正をかけることができます。

例えば、

何か言いづらそうにしている人がいたら

思ったことは口に出す」って決めたよね!と言えますし、

日中の仕事がとっても忙しくてほとんど頭の回ってない人がいても

いるだけでOK」なんだけら大丈夫!

と言えるわけです。

 

サミットはこの見直しから始まりました。そして以下のものを追加

対等な関係

気持ちの上では敬語は使わない

主体的に

同じエネルギー量じゃなくていい

「〜のに」を出す

 

 

今読むと、、半年でお互いのいろんなことがわかってきて、関係性も変わってきたことがわかります。

「対等な関係」「同じエネルギー量じゃなくていい」、、わざわざ言葉にしたくなる関係性がおこり初めていたということですよね。

会議が始まる前から変化の予兆があったことがわかります。

 

f:id:brightshift:20190317233516j:plain

煮詰まったらおやつ

 

 

有馬サミット

自分たちがワクワクする方向もなんとなく見えてきた

 

「で!何するの?」

「何ができるの?」

「何がしたいの??」

 

ここに関しては相変わらずモヤモヤ。。。。

なのにおでん会議は月に1度、しかも2時間。

あっという間に終わっちゃって、、、話が深まらない。

 

もっとがっつり話し合いたい!

 

ということで2017年9月に一泊でオフサイトミーティングをすることになりました。

その名も

 

「有馬サミット」

 

金曜の夜に有馬温泉に大集合♨️

 

翌日の9時~18時までのがっつり会議の前に

出会いの3月から半年も経っている9月に

初めての

 

「乾杯~♬」

 

そういえば私たち全員でご飯食べに行ったこともない!!

 

 

一緒にご飯を食べる

一緒にお酒を飲む

いつもの環境を離れる

 

これはやっぱり大切だと実感。

 

解き放たれたような雰囲気の中

これまで、

時間がなくてほとんどできてなかった雑談。

 

言いたかったけど言えなかったこと

聞きたかったけど聞けなかったこと

などもちらほらと共有されて

 

よくも悪くも

表面的でなく

ぐっと関係性が深くなる

密になる

本物になる

 

「楽しい♬ワクワク♬」だけできていた

仲良し倶楽部的関係性の頂点(まさにサミット)の日。

 

今でも時々メンバーから

「またあの頃みたいなみんながワクワクしていた時間をまた過ごしたいね」

という声が上がります。

 

確実にこの日を境に関係性は大きく変わっていくのでした。

 

f:id:brightshift:20190228154601j:plain

有馬サミット

 

入れ子構造と自己開示

こんにちはクリオネです

ブライトシフトはこうやって組織化された物語の続きです

 

なんせクリオネの周辺から脈絡なく集まった面々。

「初めまして」の人もいれば「昔から知ってる人、そしてその濃淡も様々でした。

入れ子構造を図にしてみるとこんな感じ。

f:id:brightshift:20190210165805j:plain

入れ子構造


最初の頃のおでん会議では自分たちの「思い、期待」「強み、弱み」「大切にしていること」などの出し合いでした。思いを言葉に出せる安心安全な場になる環境づくりは毎回意識していましたが、当然その出し方は人それぞれです。

 

これってどこの組織でもそうなんでしょうね。

環境に加え、お互いの関係性の時間的長さ、深さ、個体差(含人見知りかどうか)なども多分に影響します。

 

メンバーのミーアキャットはその代表選手です。

今ではメンバーの中で一番の切れ味と抜群のタイミングで物申すミーアキャットも2回目の会議ではこんな感じでだったようです。

 

残念ながらミーアキャットがここから脱出した瞬間をクリオネは見逃してしまいました。システムコーチとしてはとても残念。

組織は一つの有機体。人の出入りがなくてもそれ自体、毎日のあれこれを通して進化し続けています。

悪くなるときは突然悪くなるのではなくて、少しずつその兆候が現れる。

良くなるときも同じ。

その瞬間をキャッチしてアクションが起こせると関係性の質は変わるはず。

しかもその瞬間はナマモノ。一番美味しいタイミングを逃したくないものです。

 

 

<ミーアキャットの回顧録

はじめまして、人見知りのミーヤキャットです。

さて、自己申告で材料をおのおの語り、人の素材を聞いては

「あっ、私も」なんてお出汁のように持ってる素材を継ぎ足し継ぎ足ししながら、

一人ひとりをカタチ作っているものの一端を知りました。

 

O-denのメンバーは、コーチにカウンセラーに講師達の集まり。

ただ聴くだけではありません。

 お互いに聴きながら観察し、感じたことやイメージ、強み・長所などをシェアをします。

 

言われて嬉しかったり、見られて恥ずかしかったり、思わぬフィードバックにびっくりしたり

 まさに「ジョハリの窓

 絶賛「人見知り中」の私は、見せたくないし知られたくないし、ましてや半数は知らない人だし

フィードバックもどこまで言ってよいやら躊躇もあるし

コミュニケーションにあるフィルターに気付きながらも、通さずにはおれない私。

 そんな私をしり目に、他のメンバーは、じゃんじゃんフィードバックしあいます。

「私、他の人よりフィードバック貰う数が少ない(´ρ`)」

なんて言う、

同じところをグルグル回り続けるリス。

 君はすごいな。昨日今日会った人に要求できるんだ!

なんて、妙に感心したり。

 そんなこんなで3回目に突入していきました

f:id:brightshift:20190210165514j:plain

ミーアキャット

 

「アサーティヴにいきたい会 2019勉強会」スタートしました。第1回は「人権」

「アサーティヴにいきたい会 2019勉強会」スタートしました。

 

ブライトシフトは「地球が喜ぶ社会」になることを提供していく広場です。

私たちが大切にしたいことを、みなさんと提供していくことを目指しています。

 

「アサーティブ」

これはオフィス今岡の今岡まゆみさんと取り組んでいるプロジェクトです。

昨年6月に共催した「平木典子先生の講演会」@大阪から始まり、3回講座の勉強会@大阪、11月の平木先生との1日勉強会@有馬温泉と、のべ150人の皆さんにご参加いただきました。

 

そして今年はこの3回講座の発展形で開催が決まった月一勉強会。

会員のみなさまと様々な視点でアサーティヴないきかたを探求します。

第一回は「人権」

世界人権宣言から入り、第19条から「アサーション権」について考えました。

 

あっという間に満席になってしまい、2019勉強会への参加募集は締め切らせていただいておりますが、他にもいろいろと計画中ですので準備が整いましたらお知らせさせていただきます。

 

ちなみに、、私たちの取り組んでいる「ブライトシフト塾」もアサーティヴにいきるために1年をかけて深く自分を探求する場です。

 

STEP1の4回は「Im OK」(自己尊重)のために

STEP2 の4回は「Youre OK 」(他者尊重)のために

そして

STEP3の4回は「Shall we?」(協働)のために

 

今週末はSTEPⅡの2回目です。

テーマは「相手の思いや考え方を理解する」

今期は0期と位置づけて、私たちもメンバーの知恵を集結してじっくりとプログラムを練りながらご提供させていただいておりますので特別価格です。

https://www.kokuchpro.com/event/bs190209/

 

f:id:brightshift:20190207101551j:plain

アサーティヴにいきたい会

 

チームが初めて自走を始めた瞬間

何ができるかわからないけど何かしたい。

 

だれかが先頭に立つでもなく、これといったアイデアがあるわけでもなく、

でもなんだかわからない「期待」だけはそこにある。

 

代表係の私クリオネ3月にみんなを召集してみたものの

私自身が何かを提供する場では私のテンションがあがらない

そして、私も「何ができるのかわからないのにテンション高い」みなさんと

何かできたら楽しそうという感覚だけはありました。

 

そして一つの決断。

「何をするのか」ということについては私が握らないことにしよう。

それで、何も起こらなければそれも一つの答え、

何かが起こればそれも一つの答え。

 

20174月、5月、6月

毎月平日の夜の2時間とその間の宿題。

ひたすらやったことといえば

 

それぞれの「強み」「弱み」の明確化

あなたへの「周りの期待」の明確化

個々が大切にしてる「価値観」をたくさん出す。

個々の大好き、ワクワクを「100ずつ」出してみる 

などなど

 

システムコーチングのツールも使用しながら進めたのですが、そのあたりのお話はまたいずれ。

 

そんなことを重ねるうちにメンバーに共通する

「強み」

「ワクワク」

「価値観」

がだんだんと見えてきました。

 

それが今私たちが大切にしている9つのバリュー(価値観)

として後日まとまることとなります。

 

好奇心

チャレンジ

尊重

真摯

輝き

遊び心

ワクワク

 

こんな私たちでい続けたいし、提供し続けたい。

 

そして初めてチームとして自走を感じた瞬間が訪れました。

6月のおでん会議はみんなの宿題提出した合計900個のキーワードから

チームとして収束する予定で準備をしていたのですが、

 

「そんなことは会わなくてできるから、会ってる今できることをしようよ。

 みんなが何をしたいと思ってるのかみんなの考えが聞きたいよ」

 

と誰かが発言。そして一同「うんうん!」

 

システムは動かさなくても勝手に動く。

 

斯くして6月のおでん会議は、当初せっかく準備していた内容を放り投げ

話は「ターゲティング」となりました。

f:id:brightshift:20190206124829j:plain

自走の瞬間

 

そこにある違和感を無いものとしない

組織化一周年という節目の企画会議は朝から晩まで12時間喋り倒しの作戦タイム 

 

じつは1周年記念日をどう過ごすかについては紆余曲折がありました。

当初私たちは、一緒に2年目の年輪を作ってくれる人たちと「第2ステージキックオフイベント」をしいと昨年の10月から準備を始めていました。

ところが、フェースブックで呼びかけの投稿もすでにスタートさせていた12月の初め、ある出来事をきっかけに「本当にこのまま進めていいのか?」立ち止まってもう一度考えるチャンスが訪れました。

 

ブライトシフトは全員パラキャリゆえ、8人全員と顔を合わせることができるのは1月に1度しかなく、ほとんどのやりとりがオンライン上です。

丁寧に合意を取りながら進めているつもりでも、確認不足だったり、思い込みのままで進んでしまったり、それぞれが今おかれている状況がわからなかったりということから問題が時々起こります。

 今回もみんなに漂う「もやっと感」がありました。

すでにスタートしているプロジェクトなのでそのまま突き進める方法もありましたが、まずはその「もやっと感」に向き会うことから始めました。

 

今感じていること、それぞれの思いは今どこにあるのか。

 そして、私たちがそもそも目指すことはなんだったのか

このまま進むことが今回の目的を達成することになるのか

 

話し合いを重ねた結果、一旦イベントを白紙に戻す選択をしました。

組織としてそれはどうなんだろう?という考え方ももちろんありましたが、、、。

昨日の企画会議を終えて感じるのは、今私たちに一番必要な時間だったという確信です。

これからの1年の私たちのビジョンがはっきりと浮かび上がってきたと同時に、一段と分厚い組織になった感覚が残り、この選択は間違っていなかったと感じます。

 

私たちは「何をしたいのか・何を得たいか」というコンテンツの前に「何を大切にしたいのか」「どうありたいのか」というプロセスが大切であることさをお届けしている組織です。今回の行動はそんな自分たちを尊重できた行動だったと思えました。

 

「そこにある違和感を無いものとしない」

 

「違和感」をキャッチして顕在化させることの大切さをあらためて感じることができた1周年記念日でした。

f:id:brightshift:20190127112106j:plain

朝から晩まで12時間喋り倒しの作戦タイム 

 

この組織がヘンテコなワケ

今年のブログスタートです!

 

もうすぐメンバーが出会って2年になろうとしてるわけですが、

この組織はヘンテコです。

 

普通新しい組織を作る時って

「誰かの強い思いがあって、そこに賛同した人たちで作る」とか

「これは売れる!!という商品がある」とか

 そういうものだと思うのですが、ここには何一つそれがなかったことです。

 

あえてあるとすれば

「何ができるかわからないけど何かしたい」

そして

「儲けたい!!」

イデアがあるわけじゃないけど、、、、。

 

やっぱりヘンテコです。

 

何かしたい、、、、何ができるかわからないけど、、、、。

そう!

「何かしたい!!」というエネルギーが高かったのは確かです。

 

そういう時はどうしたらいいんだろう

   、、、、ということで手探りが始まりました。

 

この方法がすでに世の中にあるということが後になってわかったんですが、、、、

AI」= Appreciative Inquiryの4Dサイクル

私たちの組織はこの手法で出来上がっていったのでした!!

                          代表係のクリオネでした

 

f:id:brightshift:20190109210740j:plain

この組織がヘンテコなワケ